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エボラ出血熱  一般医療機関を受診しないで 塩崎厚生労働大臣

ほとんど完成してきました。手前のビルが取り壊され、また景色が変わってきました。

いよいよ日本にもエボラウィルス疾患(エボラ出血熱)が上陸しそうです。一昨日もエボラウィルス疾患(エボラ出血熱)疑いが2名出ました。幸い検査の結果は陰性でしたが、今後このような事例が多くなっていくと思います。

このような疑いの患者さんが一般診療所を受診した場合はどうするのか?と2週間ほど前に行政の担当者に尋ねたところ、

エボラウィルス疾患(エボラ出血熱)疑いの患者さんが検疫所を通り抜けて一般診療所を受診することは極めてレアケースなので
行政は特に一般診療所に対しての対応は考えていないと言うことでした。

私たち地域の医療機関全てにエボラウィルス疾患(エボラ出血熱)を上手く隔離できる部屋がある訳ではなく、病気を拡散させてしまうリスクがあります。

一昨日のエボラ出血熱疑いは一般医療機関を受診したため混乱を招いているようです。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=107979&from=popin

エボラウィルス疾患(エボラ出血熱)疑いの患者さんを搬送する特殊な救急車は東京都には5台配置されているようです。収容できる病院は東京都には4カ所あります。(都立墨東病院、都立駒込病院、荏原病院、国立国際医療研究センター病院、合計10床)

このたび厚生労働省大臣が、エボラウィルス疾患(エボラ出血熱)疑いの方は直接地域の医療機関を受診することは控えて、保健所に連絡をし指示を仰いで欲しい、というメッセージを発信しました。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html

行政も一般医療機関に対しての対策を取り始めてくれたようです。

この厚生労働省大臣のメッセージを多くの人に知っていただければ幸いです。
まだまだ多くの人に周知はされていないようです。

日本橋の交差点のこのビルもそろそろ取り壊しになりそうです。また景色が変わっていきます。

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