外来
平日
受付
9:00-12:30
13:30-17:15
診療
9:30-
14:00-
土曜
受付
9:00-12:30
診療
9:30-

糖尿病の薬 SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬

2014年に発売されました。

作用


血液の糖分を尿の中に排泄させることで血糖を下げる薬です。糖分を体の外に排泄することで体重を減らす作用もあります。

特徴


心臓機能、腎臓機能の保護作用の報告もあります。特に糖尿病性腎症に対して効果があることが分かっています。

今後、糖尿病の患者さんに限らず、心臓病、腎臓病の方にも使われるようになる薬です。1日1回の内服ですが、DPP-4阻害薬との合剤も出ています。

注意事項


発売当初は、脱水、尿路感染症などの副作用が心配されましたが、現在は内服開始後数週間は水分をいつもよりも500㏄多くとり、尿は我慢しない、陰部を清潔に保つ、で副作用の発現を低下出来るようになっています。

服用開始後、数週間は尿量が増えるのが気になる方も多いですが、大分部の方は数週間で改善します。尿路感染症対策(痛み、痒み、などが起きたらすぐ医療機関を受診)をしっかりしましょう。サルコペニア、フレイルが指摘される高齢者では注意が必要です。

代表的な薬


フォシーガ、カナグル、ジャディアンス、スーグラ、アプルウェイ、デベルザ、など

一覧へ