動物咬傷(どうぶつこうしょう)とは?動物に噛まれた時の対処方法を解説
- 皮膚の話 皮膚科
これから始まるゴールデンウィークを前にして、キャンプや旅行、潮干狩り等お計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、出先やご自宅で動物に噛まれた時の対処法のお話をします。
犬や猫、ウサギ、鳥をペットとして飼われている方はとても多いと思いますが、牙で噛まれたり爪でひっかかれた場合は、その場所から細菌感染を起こすことがあります。
稀に、破傷風という怖い病気を発症することもあります。傷を洗浄したら、抗菌剤の内服治療が必要になる場合があり、病院を受診し相談してみると良いでしょう。
また、蜂に刺された場合、洗浄して冷却およびステロイド外用剤の塗布で対応したりしますが、呼吸困難や血圧低下を起こして命に関わることもあり、その場合は緊急に病院を受診する必要があります。
海にお出かけになる方も居られると思いますが、やはり多いのは、クラゲ刺傷です。
クラゲの種類によって対処法が多様で異なりますので、触手があれば取り除き、早めに病院を受診しましょう。
いずれにせよ、動物刺傷は場合は予防が一番大切なので、山や海に外出される場合は、肌がなるべく露出しないような服装を準備して、安心してお楽しみ下さい。